5月の連休に入り、書写山周辺も新緑のすがすがしい季節になりました。
春季特別展「渡辺うめ農民人形展」に多くの方々がご来館いただく中、5月2日(日)午後1時30分~午後3時まで 関連イベントとして石野真菜さん(渡辺うめ長女)と吉田ふみゑさん(渡辺うめ人形友の会事務局)による対談を実施しました。
吉田さんには渡辺うめさんとのエピソードを、また、石野さんは娘からみた母を語っていただきました。
石野さんによれば、・・・
・母は工夫をする人で台所の水道を増設したり風呂を改築したり、父(渡辺うめさんの夫)も「偽金づくり」と呼んで感心するほどだった。
・農家の女性の現金収入を増やすため、スキー人形やカニ売りの人形を作って土産屋で売ってもらった。その際、城崎までのバス賃を節約するため、子供である自分と弟が店まで運搬した。
などの様々な思い出に、来館された方も熱心に聞き入っている様子でした。
写真左から石野さんと吉田さん
(は)