市立小学校に通う4年生児童にとって、夏休みの課外学習のメインといえば、書写山・円教寺でのお泊り行事・林間学舎。その山麓にある当館に今夏も42校、総計約3.400人が立ち寄ってくれます。8月11日まで連日約3校の受け入れ、早朝の開館前に子どもたちと交流します。
本日が初日。快晴のなか、余部、林田、伊勢の3校がやって来ました。今から書写山へ向かうそうです。ロープウェイを使わないで登山であがる学校もあるそうです。職員のウェルカム挨拶が終わると、子どもたちは待ってましたとばかりに館内探検を開始。郷土の大先輩・清水公照先生の作品を熱心に見入る児童たち、こま遊びに夢中になる児童たち、郷土玩具で遊ぶ児童たち・・。あっという間に出発時間となりました。
「ぶどうの形をしたこまや、きれいな色や模様のこまを見れて、とてもいい勉強になりました」
「貴重な体験ができて、とても嬉しく思います」
短時間でしたが、子どもたちはミュージアム体験を通して色々なことを発見し、学んでくれたようです。
開館前の美術工芸館。しばらくの間は<子ども貸切ミュージアム>です。
(とら)